プログラミングを始めて間もないが、
普段windowsやmacなど、マウス操作に慣れていると、
コマンド入力メインのプログラミングで心が折れそうになる事が多い。
すぐに解決できるものの、
自分が躓いたところで言うとライブラリのインストール。
簡単なんだけどね。
でも、プログラミング初心者にとっては
死ぬほどやさしく書かれた本やブログでも、
いまいち分からん部分がある。
なので、pipでインストール出来ないよって人が
ちゃんとインストール出来るようになるように書き残しておこうと思う。
pipでのインストールの方法
私の環境がWindowsなのでコマンドプロンプトになります。
1. コマンドプロンプトの起動
2. pip install ○○(pip install lxml など)
実はこれだけ。
私の場合、コマンドプロンプトを開いた後に’python’と入力して
その語に’pip install ○○’としていた。
これが間違い。
(○○は今回”lxml”というもの)
すると下記のようなエラーが出る。
File “<stdin>”, line 1
pip install lxml
SyntaxError: invalid syntax
Pythonを起動させてからの処理だとこうなる。
なので、
1. コマンドプロンプトの起動
2. pip install ○○(pip install lxml など)
余計な事をしなくても大丈夫です。
たったこれだけ。
それでもpipでインストール出来ないって!
そういうアナタはもしかしたら、
Pathが通ってないかもしれません。
分かりやすく言うと、
Pythonの場所がPCに認知されていない可能性がある。
最近のPythonには、最初からpipがインストール済み。
で、Pythonのフォルダ内に格納されている。
なので「pyhtonはここです!」
というのをPCにお伝えすれば、自ずとpipの居場所も認知してくれるのです。
その設定方法、環境変数PathにPythonのディレクトリを通す。
環境変数
この場所の行き方は、
コントロールパネル>システムとセキュリティ>システム>システムの詳細設定
と進んでみて下さい。
システムのプロパティが立ち上がります。
右下を見て頂くと「環境変数」というボタンがあるので、
それをクリック。
Path
上部にあるユーザー環境変数の中にPathという項目があるかと思います。
それをダブルクリックもしくはカーソルを合わせて編集、
ここにpythonと書かれた値が無ければ、追加の必要があります。
必要なのは、Pythonのインストール場所。
初学者の私はどこにインストールされているのか分からなかったので、
その方法も書いておきます。
Pythonのインストール場所を調べる方法
1. コマンドプロンプトを開く
2. where python と打ち込む
3. エンター
これでインストール場所を返してくれます。
仮に下記だったとしましょう。
C:\Users\1\Python\Python37\python.exe
Pathを通す
上記で得た場所をPathに追記します。
環境変数名の編集から新規のボタンを押すと、
最下段に入力カーソルが現れます。
で、先ほどのインストール場所から下記の2行を追加します。
① C:\Users\1\Python\Python37\
② C:\Users\1\Python\Python37\Script
①はC:\Users\1\Python\Python37\python.exeから
python.exeを抜いたもの。
②はC:\Users\1\Python\Python37\python.exeから
python.exeを抜いた上でScriptを追記したもの。
これらの追記で設定は完了です。
さいごに
環境変数の編集後に改めてpipからのインストールを試してみて下さい。
1. コマンドプロンプトの起動
2. pip install ○○(pip install lxml など)
これでも出来ない場合は、他に問題があるんでしょう…